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おばさんと私

N○Kの喉自慢大会をぼんやり見ていた。そこには、ある中年女性が「この私の歌唱力を聴いて!聴いて!」と言わんばかりのアピールで自分の歌声に酔い、そして派手なジェスチャーで熱唱していた。・・・たしかに自信満々で熱唱するだけのことはあり、「素人」の私が聞いてもなんとなく「まあ上手いのかなあ~」と思える歌声だった。

そしてあの例の「キンコンカンコン~」という合格印の「鐘の音」がなるはずだったのだが・・・以外や以外なった鐘の音は「カ~ン」という最低の一発だけ。

「え~!?なんで!?」という顔をしながら、後ろの鐘を叩く男性を睨み付け、「何かの間違えでしょう?」といわんばかりの不満の表情。

きっとこんな場面は日常なんだろう、司会者は全くこのおばさんのリアクションに頓着することはなく、何事もなかったかのように次のエントリー者の紹介に移る。このドライな進行に思わず「GJ!(グッジョブ!)」と親指を立てる私(笑)

・・・ただ、今年の4月。私のデビュー戦となったあの大会会場で、この「おばさん」ときっと同じ表情をしていたにちがいない「私の姿」があった。

それはトゥル(型)試合の第一回戦。今でこそ明かすが、この時のトゥルは絶対優勝するという絶対の自信があった。自分より下の帯の選手との一回戦。まさか負ける訳がないと当然思っていた。試合中「どうだあ~俺の完璧なトゥルは~!」という顔をしならが演じていたに違いない。そうさっき見た喉自慢の「おばさん」のように・・・。

そして、当然・絶対・私に3本の旗が上がると思ってむかえた判定の結果。私に上がるはずの三本の旗はなんと相手に3本とも上がってしまった。・・・そして「あの顔」・・・あのおばさんが不満げに鐘を鳴らす男性をみた「顔」と同じ顔は審判三人を睨み付けた。「なにかの間違えでしょう?」

審判は、そんな不満な私の顔なんかに、いちいち構っているはずもなくあっけなく次の選手の名前を呼ぶ。その時は「なんてドライな・・・」と思ったが、そういえば喉自慢の司会者の同じ対応に「GJ!」としていたのは私じゃあ~ないか(苦笑)。

・・・要するにこれは「自分が上手い」と思い込んでいることも、その思い込みに全くなんの根拠もないってことだ。

ある仕事の上司から言われたことがある。

「商談中、ネガティブな要因が後から後から出てくるときは案外、その商談は上向きに向かっていることが多い。ただ、「これは楽勝ですよ」と思った瞬間その商談はマイナスに振れていくから注意して身を引き締めろ。」

「ダメだ」と思っているときは当然自分の弱点を自覚できているということだ。ただ「俺は上手い」と思った瞬間、自分の目は自分のいいところにしか焦点が合わなくなる。そして見えてなければいけない弱点が見えなくなる。

試合中「強気」な気持ちは大事である。しかしそれは平素から「慢心を育てろ」ということでは当然ない。むしろ平素「謙虚に、謙虚に」に自分を見つめることができてこそ、それを克服し・・・本番では絶対の自信を発揮できるのだろう。あんなはずかしい顔で試合をしているヤツに勝てるはずもない。

真の自信とただの虚栄とは全く意味が違うのだ。

喉自慢のおばさん!お互いがんばろうね!(笑)

2006/12/10(日) | テコンドー試合の反省 | トラックバック(0) | コメント(0)

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