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強いワケだよ・・・

もともと涙もろい私は、TVを見ながら涙を流すことがよくある。・・・それでもこれほどまでに「号泣」したのは久々であった。それは・・・ちょっと前に、ある「ティーン向け」のバラエティー番組の数分の特集を見たときのこと。

タイに住む13歳の少年のお話。・・・タイといえば・・・そうですね、ピンときましたね。ムエタイです。この13歳の少年、父親を早くに亡くし母親とは離れ離れでムエタイジムに住み込みをしている。そして日本円にして年間4000円程度のファイトマネーを母親に仕送りしているという。こんな重い話を屈託のない笑顔で話す少年。この母親へ仕送りできることが『嬉しい』と話した。

そしてこの少年の試合。番組ではこの少年に内緒で母親を試合当日会場へ呼んでいた。一年も会っていないという(会わす顔がなかった)母親は息子がリングに上がる姿をみて・・・目に涙をためた・・・いや息子の姿を直視できず下を向いて号泣した。

あの過酷なムエタイのリングで「母のために」まさに「命を削って」戦っているのだ・・・13歳の少年が。私も涙を押さえきれず号泣しつつつぶやいた・・・

「ムエタイ・・・強いワケだよ・・・」

この少年。試合の途中で母の存在に気づく・・・動きが変わった。攻撃に勢いが出た。母の姿を見ていきなり元気なる辺りもいかにも母親が大好きな純な少年らしく涙をさそった。

その少年は結局その試合に勝ち、チャンピオンになった。

リングを降りて母親の前に立ったとき疲労で崩れ落ちた。13歳で肉体を越えた精神力の戦いをしたいのだ。ギリギリで戦っていたのだ・・・

「強いワケだよ」

再度つぶやいた。

・・・彼らにしてみたらホントにつらいに違いないこの環境でも全く悲壮感はなく明るい少年の顔が印象的であった。彼のこの過酷な境遇、おそらくタイではいくらでもある話なのかもしれない。

今の日本をみればなんと恵まれているのだろうと思う。が、そんな幸せなはずの平和な日本の日常の風景・・・私の横でTVゲームに夢中になる息子の姿を見て・・・なんともえいない焦燥感に襲われた。

「おい、この少年に勝てね~ぞ、そんなことばっかしてたら」

「だってテコンドーじゃないじゃん!」

「そうじゃね~よ、人間としてだよ」

「???」

「とにかくそのゲームは今すぐやめろ!」

・・・こんな気休めの会話でどうにもなるとは思わなかったが・・・この時は、そんな会話をせざるを得なかった。

2006/08/27(日) | 普通の日記 | トラックバック(0) | コメント(0)

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